<Header>
<Author: 賈島>
<Title: 度桑乾>
<Format: 七言絕句>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 桑乾（さうかん）を度（わた）る>
<BookPage: 354>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
客舍幷州已十霜，
歸心日夜憶咸陽。
無端更渡桑乾水，
卻望幷州是故鄉。
<End Poem>
<Translation>
井州の旅寓がすでに十年にもなった。晝も夜も都へ歸りたい氣持ちでいっぱいだった。ところが、今ゆくりなくも、さらに北へ旅立って桑乾河を渡ることになった。そこでふりかえって、これまでいた井州の方を眺めやると、なんとなくそれが實の故郷でもあるような氣がして、うしろ髪をひかれるおもいだった。
<End Translation>
<Formatted Translation>
井州の旅寓がすでに十年にもなった。
晝も夜も都へ歸りたい氣持ちでいっぱいだった。
ところが、今ゆくりなくも、さらに北へ旅立って桑乾河を渡ることになった。
そこでふりかえって、これまでいた井州の方を眺めやると、なんとなくそれが實の故郷でもあるような氣がして、うしろ髪をひかれるおもいだった。
<End Formatted Translation>